セミナーをするなら何日目?
先日クライアントからこのような質問をされました。
「展示会でセミナーをやるなら何日目が良いですか?」
この質問に対して殆どの方は3日目(3日開催最終日金曜日)と答えると思います。
理由は「人が多い」から。
本当にセミナーに最適な日は3日目なのでしょうか?
3日目に来場者が多い理由
3日目に来場者が多い理由は「情報収集客が多い」からです。
弊社は実際にブースで呼び込みの支援をしています。
私も現場に立って、呼び込みをしているのですが、3日目は特に新人系の勉強目的来場者が多いです。
ターゲットにもよるとは思いますが、決裁者やインフルエンサーを狙って展示会に出ている場合は、1日目、2日目に力を入れた方が良い結果がでます。
来場者の心理になって考えてみて下さい。
目的があって来場する方は、人の多い3日目よりも1日目や2日目に足を運ぶと思いませんか?
実際に呼び込みをしていても1日目、2日目の方が質の高いリードを獲得できる確率が高いです。
「数が多い=効果的」ではない
展示会は一つの「心理バイアス」に支配されています。
それは「数が多いのは良いこと」という思いこみです。
- この展示会は来場者数が多いから良さそうだ
- 去年よりも多くの名刺情報を獲得できたから展示会は成功だ
- セミナーにたくさんの人が集まって良い感じだ
- 最終日に1番人が来るから良い営業マンを配置しよう
全て真実なのでしょうか?
本当にそうなのか?と一度疑って考えてみて下さい。
質問をしてくれたクライアントは結果初日の14時~セミナーを行いました。
集客数はもしかしたら3日目にやった方が多かったかもしれません。
しかし、セミナーを聞いてくれた方は、ターゲットの方が多く、セミナー後のアポイント率は非常に高く35%となりました。
数が多いということは関係ない方も多いというデメリットを含んでいます。
この話が、心理バイアスにひっかからない「きっかけ」になると嬉しく思います。
最後に:展示会「心理バイアス」あるある
- ブースの位置は入口付近が最高
- 出展物が多い方が集客に有利である
- 集客にはノベルティが必要だ
- 豪華なブースの方が集客に有利だ
- 動画があると来場者が気になるから有効だ
まだまだたくさんありますが、今後解説していきたいと思います。
展示会集客の手法をまとめた記事はこちら↓
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