集客に有利な場所とは?
- 「注目合戦」は場所取りから始まっている
- 集客に有利な場所とは?
- 不利な場所になったとき、どうすれば良いの?
本日は、展示会成功7STEPの第2回目。
1回目は、「注目合戦」は場所取りから始まっているについて書きました。
では集客に有利な場所はどこなのでしょうか?
集客に有利な場所とは?
展示会ブースの場所のポイントは3つあります。
- 入口、出口
- メイン通路とサブ通路
- 角
1.入口、出口
「注目合戦」に勝つためには、多くの人が目の前を通る必要があります。
最も多く人が通る場所は、入口と出口です。
入口、出口付近は、良い場所です。
但し、1点注意点があります。
それは、入口、出口に近すぎるとマイナスになるということ。
【入口について】
来場者が展示会場に入ったとき、どこを見ているのでしょうか?
おそらく、全体を見回していると思います。
その時、入口に近いブースは、死角になってしまいます。
近すぎると目立ちません。
とくに、入口からサイドに狭い通路が用意されている設計の場合、入口すぐの横にあるブースは見えにくいです。
入口から2~3画目のブースが最も良い場所です。
【出口について】
殆どの展示会は入口と出口が一緒です。
たまに別にして動線を意識していることもありますが、稀だと思います。
出口近くも、多くの来場者が通ります。
但し、入口同様出口に近すぎる場合は注意が必要です。
何故なら、あと少しで出口と思うと、わざわざ立ち寄らなくてもよいという感情が芽生えるからです。
入口、出口ともに、2~3画目のブースが良い場所となります!
2.メイン通路とサブ通路
展示会には、メイン通路とサブ通路があります。
違いは、通路の幅です。
人は広い通路を好みます。
広い通路がよくあるのは、展示会の一番奥と側面、そして中央です。
サブ通路には、小間数の少ないブースが並ぶ傾向があります。
そうなると、目立たない上に人も通らない状況になります。
メイン通路とサブ通路は、場所を決定する際に必ず確認してください!
3.角
良い場所の最後は角です!
これは、当たり前に聞こえるかもしれませんが、その理由が重要です。
理由は2つあります。
- 来場者の視野に入る時間が長い
- 呼び込み員が動ける範囲が広い
来場者の視野に入る時間が長い
通路に面したブースは、来場者の視野に入る時間が極端に短くなります。
1小間ブースだと、約1秒くらい。
細かい文字で書いたパネルをいくつも並べているブースを見ますが、おそらく来場者には殆ど見えていないでしょう。
そう考えると、角は来場者に見てもらえる時間が伸びます。
まず、縦面と横面、両方活用できる上に、さらに視野に入る時間も圧倒的に長い。
実際に展示会場に足を運んで、意識ながら見て頂くと良く分かると思います。
呼び込み員が動ける範囲が広い
何故角が良いのか?
その1番の理由は、使えるスペースの広さです。
小間の広さは出展者すべてが同じ条件です。
しかし、同じ条件でない部分があります。
それが、ブースの周りのスペースです。
今の展示会は事前集客が重要だと主催者は言います。
私もその通りだと思いますが、事前集客の見込み客が少ないから、展示会に出展するという出展者の意見もあると思います。
展示会はなんだかんだ言っても、現場で集客することも必要です。
事前集客が可能であれば、ブースの場所や大きさは関係ありません。
但し、事前集客が難しい場合は、現場で集客をしないといけないのです。
現場での集客とブース前のスペースの大きさは、非常に重要なポイントです。
展示会集客=目の前を通る人の数×注目度
スペースが広いということは、目の前を通る人の数が増えます。
更に、ブースを見てもらえる時間が長くなります。
さらに呼び込み員の活動範囲が拡がります!
角のポジションは、掛け算的に注目されやすくなります。
場所が思い通りに行かない場合はどうしたらいいの?
どこの場所が良いか、イメージできたでしょうか?
ポイントは3つでした。
- 入口、出口
- メイン通路とサブ通路
- 角
但し、どの企業も良い場所がとりたいのです。
おそらく何回も出展している企業は、場所の重要性は知っていると思います。
むしろ、知りたいのは場所が悪いときにどうすればよいか?ではないでしょうか。
安心して下さい!そのために「展示会の学校」があります!
次回は、不利な場所になった場合、どうしたらいいの?について書きます。
ピンチはチャンスです!必ず突破口はあります!
コメントを残す