フードシステムソリューション2017で出会った素敵なブース
9月13日~15日まで行われた「フードシステムソリューション2017」。
同時開催の展示会を含めて、速報では来場者76,241名でした。
大きな機器を持ち込んでいた企業が多く、試食なども楽しめるブースも多い特徴的な展示会です。
今回は同時開催していた「フードディストリビューション」で見つけた株式会社アステックペイントジャパンを取材しました。
なぜこのブースに注目したかというと、コンパニオンの活用方法が素晴らしかったからです。
コンパニオンの活用例
この記事を読んで頂いている方の中にもコンパニオンが活躍されているブースを運営されている方も多いと思います。
しかし、私が思うにコンパニオンをうまく活用されているブースはそれ程多くないです。
大抵のブースでは以下のように活用されているのではないでしょうか。
- 用意したパンフレットやチラシを配る
- ノベルティを配り、貰ってくれた方の情報をバーコードで取得する(名刺を貰うこともあり)。もしくはアンケートをお願いする
- 足を止めてくれた方を「ぜひブースの中の方へ」と促す
- ミニプレゼンを行う直前に案内をして、プレゼンコーナーへ誘導する
コンパニオンは華やかなコスチュームや笑顔で、来場者の意識を引きつけ、足を止めることについてはとても上手に行うことが出来ます。
その反面、企業の製品やサービスに対する知識を持っているわけではないので、製品説明ができることはほとんどありません。
しかし、ちょっとした工夫を重ねることで、とても上手にコンパニオンが活用できます。
株式会社アステックペイントジャパンではユニークなオペレーションを行っていました。
キラリと光るコンパニオン活用術
株式会社アステックペイントジャパンは主に塗料の輸入・製造加工・販売を行っている企業です。
今回は食品メーカーを中心に製造工場や物流倉庫を持っている企業に対して見込み顧客の獲得を行うことが目的でした。
コンパニオンの方は私に対して塗膜を差し出し、伸縮性があることを「体験」させてくれました。
そして、防水性に優れているという「特長」や工場や倉庫などでは、暑さ対策や省エネに貢献しているという「ターゲットと活用した際の利益」
をしっかり伝えていました。
その上で、来場者である私が「工場や倉庫を持っている企業に勤めているか」をヒアリングされました。
実は呼び込みを行う際に、最後の工程であるヒアリングをしない方がとても多いです。
来場者の足を止めて、キャッチフレーズや体験などで興味を引くことに成功し、そのままブース内に呼び込んでしまうのです。
興味を引いたのは単に面白いと思っただけかもしれません。その中にはターゲットではない方も多く含まれています。
このヒアリングをするだけで、見込み顧客のターゲットリストの精度が格段に上がります。
実際にどのように呼び込みを行っているか写真を取らせて頂きました。
今回は展示会のレポートをさせて頂きました。
次回は展示会でどのようなオペレーションをされているかをインタビューさせて頂きましたので、そちらの内容を掲載させて頂きます。
呼び込みのみならず、全体的なオペレーションや参加者のモチベーションコントロールまで考えられた素晴らしい内容でしたので、
ぜひ次回もお楽しみに!
コメントを残す