展示会のチラシの活用目的は?
- 何故、チラシが必要なのか?
- 何故、アンケートが必要なのか?
- チラシのサンプルを紹介!
展示会は色々と用意するものがあります。
何を用意すれば良いのか、優先順位に悩むと思います。
弊社が7STEPで、必ず用意頂いているものは、チラシとアンケート。
2020年1月15日追記
現在はアンケートは使わない名刺管理の運用を推奨しております。
ノベルティ、パンフレット、動画etc
用意できるものはたくさんあります。
絶対に必要なものと言われれば、チラシとアンケートです。
それぞれ、何故必要なのか?を説明します!
何故、チラシが必要なのか?
集客において、最も重要なツールはチラシです!
もちろん、作成のやり方によっては、全く意味ないものになりますが・・
ポイントを押さえていれば、間違いなく最強の集客ツールになります。
何故、最強のツールなのか?
理由は3つあります。
- 遠くのものより近くのもの
- 視覚効果は言葉より何倍も強い
- 来場者に1分間で伝えることができる
1.遠くのものより近くのもの
STEP④の「ブース設計」で、ブースの目的を書きました。
「注目合戦」が行われている昨今の展示会では、ブースの力だけで来場者を引き込むのは難しい・・
ブースの目的は、足を止めること。
足を止めてもらえれば、呼び込み員の出番です!
すぐに声掛けをします。
そこで、役に立つのが、チラシです。
質問します。
足を止めてる来場者に、最初に何を言いますか?
イメージしてみて下さい。
- 何も持たずに話しかける
- チラシを見せながら話しかける
- パンフレットを見せる
何も持たずに話しかけた場合は、殆どの場合、このような声掛けになります。
「もしよかったら、中へどうぞ」
これで、中に入ってくれる人は、ある程度興味を持っている方でしょう。
なんとなく立ち止まった人は、「いや、大丈夫です・・」とその場から立ち去ります。
では、パンフレットを持って近づいたとします。
いかにも商品説明というイメージではないですか?
この場合も、興味があれば良いですが、それ以外はその場から立ち去ります。
さらに、パンフレットは、めくりにくいし、来場者に見て頂くのも大変です。
最後の一つの選択肢は、チラシです。
チラシを見せながら、こう言うのです。
「こちらに詳しく書いてあります!」
2020年1月15日追記
声掛けの言葉に関してはさらに詳しい記事があります
人は遠くのものを見るより、近くのものを見る方が集中力が高まります。
来場者がそこでチラシを見てくれたら、チャンス大です。
その方の意識は、完全に自社のブースに向きます。
足を止めている状況では、まだ他のブースと同列状態です。
しかし、チラシを見てくれている状態は、一歩リードです。
来場者の視点が、「広範囲」から、「焦点」に変わります。
ここがポイントです!
電車で中刷り広告を見ているとき、おそらく視点は焦点状態になっているはずです。
焦点状態になると、人は「注目」していると錯覚します。
チラシを使って、「遠くのものより近くのもの」を演出するのです!
2.視覚効果は言葉より何倍も強い
ブースの力で立ち止まってくれる人が多ければ良いのですが・・
展示会はそんなに甘くはありません。
呼び込み員が積極的に声掛けをして、足を止めることも必要です。
その場合にも、チラシは大活躍します!
展示会の呼び込みは、ティッシュ配りに近いです。
何故、ティッシュを持ちながら配っているのでしょうか?
もし、ティッシュも持っていない状態で、声掛けしていたら、怖くないですか(笑)
たんなるナンパかスカウトです。
そこで、いくらマンションの案内ですと声掛けしたとしても・・
人は簡単に止まってはくれません。
人は、「ティッシュが欲しい」という目的があるから、貰ってくれるのです。
言葉だけで人にイメージをさせることは簡単ではありません。
それは、人の注意は「言葉の内容」には向きにくいからです。
車を買いたいと思っているから、車の宣伝に耳を傾けます。
買いたいと思っていないときは、言葉の内容は殆ど耳に入りません。
それでも、フェラーリが目の前を通り過ぎたら。
殆どの人が見るのではないでしょうか?
これは、音が大きいという聴覚効果も関係しています。
言葉の内容よりも視覚/聴覚の方が、何倍も人を注目させやすいのです。
だからこそ、チラシが必要になります。
私は、チラシがない場合とある場合、両方で呼び込みをやったことがあります。
チラシがある時の方が、圧倒的に引き込み確率が高いです。
今では、チラシがないと不安になるくらいです。
どのようにチラシを使っているのかについては、STEP⑥で詳しく書きます。
このチラシの使い方1つで、面白いように人が止まります!
来場者を「言葉の内容」だけで呼び止めるのは、とても大変です。
チラシがあれば、「視覚効果」も使えます!
声掛けをしながら、チラシを見せて下さい。
「注目合戦」では、「視覚効果」を上手く使える人が有利になります。
3.来場者に1分間で伝えることができる
チラシのさらに凄い点は、「伝える力」が圧倒的に伸びることです!
チラシを見せながら、キャッチコピーで相手の注目を掴んだとします。
その時、すぐにブースに引き込めるでしょうか?
この段階では、足をとめることができるくらいです。
来場者の方は、他に見たいブースがあるかもしれません。
せっかく足を止めたのです。
少しでも、自社の強みを伝えたいと思いませんか?
そんな時もチラシは強力なツールになります!
来場者を止めて説明をする場合、与えられる時間は長くて1分です。
やってみると分かると思います。
1分間、短いです・・
短い時間で成果を出すためには、あれもこれもと入れ込んだら無理です。
目的を、1点に集中させないといけません。
シンプルにしないと伝わりません。
何を目的にすれば良いのか?
私は、イメージだと考えています。
来場者が、自分に何を与えてくれるのかをイメージできれば良いのです!
イメージを伝える方法色々あります。
- 事例
- ストーリー
- 数字(証拠)
代表的なのはこの3つです。
これを言葉のみで伝えようと思うと、かなり大変です。
さらに1分という短い時間で伝えないといけません。
チラシがあるとどうでしょうか?
写真と説明文1行でも色々なことが伝えられます。
また、チラシがあることで、来場者も理解しやすくなります。
「これどういうこと?」
と質問をしてくれるかもしれません。
質問をしてくれたら、大チャンス!
あちらで詳しく説明していますので、どうぞ!と呼び込みます。
集客3種の神器は、「呼び込みスキル」、「チラシ」、「キャッチコピー」です。
チラシを上手く活用すれば、「人だかり」を作れます。
「人だかり」ができれば、さらに人が集まります。
この3つの要素が掛け算的に効果を発揮するからこそ、「成果」がでるのです。
では、どのようなチラシが効果的なのでしょうか?
実際の事例を、STEP⑤-3で紹介します!
その先に、もう1つ絶対必要なツールの説明をさせて下さい。
それは、「アンケート」です。
次回は、アンケートが何故必要なのか?について書きます!
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