「非言語能力」が高ければ展示会で大成功するウソホント
- 展示会で負け知らずの本当の理由
- 顧客の心理が分かれば、呼び込みは簡単!?
- ミニセミナーは強力な武器
- たった一つの大事なこととは?
STEP⑥、最後は、シンプルにいきます!
たった1つの大事なこと!
私は、これを知ったときに「ハッ」としました。
今までの自分は全然できていない・・そう思いました。
元々、呼び込みもプレゼンもできなかった自分。
私を変えてくれた、たった1つの大事なことを紹介します!
目次
展示会を成功に導くたった1つの大事なこととは?
始めて展示会に出展したとき、私は失敗しました。
散々な結果でした。
何故失敗したのか?当時の私には、分かりませんでした。
今考えると、当たり前だと思います。
失敗する典型パターンにはまっていました。
結局どんな思考になってたでしょうか?
「出た展示会が悪かったね」
絶対に私のようになってはダメです。
でもなりやすいのが展示会。
本当にあわない展示会もあります。
但し、殆どの場合は、自分が悪いのです。
何が、私を変えてくれたのでしょうか?
「注目合戦」が理解できていない・・
自分の考え方を変えてくれたきっかけが、「注目合戦」です。
始めて出展したときの問題点をいくつか挙げます。
- キャッチコピーが製品視点で分かりにくい
- 説明も製品紹介のみ
- チラシは作成したものの、製品説明チラシ
- 呼び込みではなく、チラシの配布をしていた(チラシを配るのが目的)
- モニターを用意して、動画を流していたが、来場者が見える角度を意識していなかった
- アンケートが用意されていなかった
他にも挙げればたくさんあります。
でも、最もダメなことは何だったか。
それは、「注目合戦」を理解できていなかったことです。
自社のブースは全く「注目」されていませんでした。
呼び込み員が意識すべきこと
私は、必ず呼び込み員を用意することをおすすめします。
失敗した展示会も、今の呼び込みスキルがあれば、違う結果になったと断言できます。
それぐらい呼び込みは強力なツールです。
しかし、ポイントを押さえていなければ・・
その呼び込み員が逆効果になることも考えれます。
呼び込み員が意識すべきたった1つのことは何でしょうか?
呼び込みのコツは?レストランをイメージする!
彼女とレストランに行ったとします。
有名なレストランで、内装も素晴らしく、雰囲気のあるお店です。
あなたと彼女を席にエスコートしてくれる従業員の方が近づいてきました。
あなたは、その従業員のどこを見ますか?
この答えに「注目合戦」のポイントがあります。
結論を先に言いますね!
それは、「非言語能力」と言われるものです。
非言語能力とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感で感じるものです。
特に重要なのは、「視覚」、「聴覚」です。
「注目合戦」では、呼び込み員の「非言語能力」に注目します。
先ほどの例で、エスコートにきた従業員がこんな感じだとどう思いますか?
- 笑顔が全くない
- 姿勢が悪い
- 腕を組んで偉そう
- 視線をあわせない
- 真正面に立っている
- 声が小さい
- 滑舌が悪くて何を言ってるか分からない
- ジェスチャーなしで案内
無意識のうちに嫌な気持ちになりませんか?
素晴らしい内装で、食事が美味しくても・・
それは、先の話です。
レストランならそれでも、予約をキャンセルすることはないでしょう。
しかし、展示会の場合は、来場者がその先のプロセスに進む必要はありません。
呼び込み員がレストランの従業員のような対応をしたら、逆効果になってしまいます。
プレゼンにも「非言語能力」が必要
プレゼンの目的は、何でしょうか?
私は、「相手に変化を与えること」と定義しています。
では、説明を聞いている人は、何を見ていますか?
相手に変化を与えるくらいのプレゼンの場合、言葉の内容だけでは足りません。
- 相手をみる目線
- 顔の表情
- ジェスチャー
- 声の抑揚
- 声のリズム
- 姿勢
- 間の取り方 etc
プレゼンにも「非言語能力」が必要です。
来場者が意識しているのは、言葉の内容だけではありません。
プレゼンターの「非言語能力」も同時に意識しているのです。
失敗から学んだこと
呼び込みにもプレゼンにも「非言語能力」が大切です。
もちろん、普通の営業現場でも重要です。
しかし、展示会の方がもっと重要度が高い!
何故なら、展示会は、他社のブースがたくさんあります。
全てのブースが、「注目」してもらうために、色んなことをしています。
来場者の立場で考えると、次から次へと「注意」を刺激されるのです。
自然と、思考スピードが速くなります。
だからこそ、「非言語能力」が重要なのです。
- 気持ちいい笑顔
- 礼儀正しい姿勢
- 相手を不快にさせない距離感
- 明るく元気な声
- てきぱきとした動き
たったこれだけのことです。
でもこれが、差別化になるのです!
はっきりと断言します。
展示会では、この当たり前のことを実践することが、めちゃくちゃ難しいです。
当たり前を実践するために大切なこと
展示会で「非言語能力」をフル活用するために必要なのは何でしょうか?
それは、「仲間」です。
心が折れそうなとき、必ずきます。
集中力がきれる瞬間、必ず訪れます。
足が痛くなって、休みたいって思います。
そんなとき、頑張っている仲間を見れば、力を貰えます。
ちゃんと「非言語能力」を使っている仲間を見れば、自分を正そうと思えます。
成功する展示会は、チーム力が高いです。
たった3日間ですから、顕著にでます。
展示会はまさにイベント。
お祭りみたいなものです!
チーム力を支えてくれるものも「非言語能力」です。
誰でもできるたった1つのことを、とことんやり切れば、必ず成果に繋がります!
STEP⑥:呼び込みとプレゼンに共通するたった1つの大事なこと
以上となります。
次回からは、最後のSTEP、ネクストアクション(展示会後のフォロー)の重要性について書きます。
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