ブース設計の目的とは?
- 大事なことは「注目」されること
- 人だかりを演出するブース設計
- 「ブース」×「人」の力
展示ブースは、「注目合戦」に勝つために非常に大切です!
弊社が展示会を成功に導いているのは、「注目合戦」に勝っているから。
勝つために必要なこと。
それは、人だかりという話をしました!
展示会場で注目されるには、「人だかり」を作ればよいのです!
では、どうすれば「人だかり」を演出できるのでしょうか?
人だかりを演出するブース設計
理想的なブースの条件をもう一度。
- 会社名が分かりやすい
- 展示物にインパクトがある
- キャッチコピーが分かりやすい
- ブースに動きがある
- 来場者の動線が確保されている
この内、上の3つは、人だかりに関係なく必ずやった方がよいです。
特に重要なのは下の2つです。
まずは簡単に上の3つを説明します。
会社名が分かりやすい
会社名は、知っている人からすると「注目」しやすいものです!
どのブースも会社名は入っているのですが・・
もったいない場合があります。
これは、ある展示会の入口から見渡した景色です。
会場に入ったばかりの視点は、この写真の中心位置ぐらいの高さを見渡す感じです。
会社名がすぐに分かる会社とそうでない会社があると思います。
ある程度広いブースの場合は、会社名はどの位置からも見やすいようにしましょう。
それが難しい場合でも、メイン通路の入口からは見やすい方が良いです。
また、サブ通路に面している1小間ブースの場合は、会社名が殆ど見れない所にある場合があります。
ブースの横面やのぼりを使用するなどの工夫があると良いです。
会社名を配置する時は視認性を意識しましょう!
2020年1月15日追記 会社名が有名でない場合は、いくら会社名を目立たせても集客には意味がありません。 その場合は、会社名よりも「キャッチコピー」を目立たせることをお勧めします。
展示物にインパクトがある
展示物が大きかったり、珍しいものの場合も、「注目」が集まります。
但し、せっかく搬入しているのに、もったいないと感じるときがあります。
それは、ブースの設計上、死角になって見えない場合です。
内側からは良く見えるのですが、外からは見えにくいのです。
ブースコンセプトにもよりますが、「注目」のために展示物を置く場合は、死角に気をつけましょう!
キャッチコピーが分かりやすい
キャッチコピーは、目的がはっきりしている来場者に対して、優秀な武器になります!
弊社が支援する場合は、
「呼び込み員」 × 「チラシ」 × 「壁面のキャッチコピー」
の3種の神器で集客を行っていくので、特にキャッチコピーは重要です!
キャッチコピーの作り方に関してはこちらを参考にして下さい。
せっかく作ったキャッチコピーも、ブースのどこにあるのかが重要になります。
キャッチコピーがブース内にある場合をよく見ます。
しかも、外からだと見えにくい場所にある。
これは、非常にもったいないです。
キャッチコピーは、足を止めてくれた人(注目中)にシンプルに顧客価値を伝える言葉です。
そのキャッチコピーが、足を止めた場所から見にくくなっているとしたら・・
効果が減少します。
キャッチコピーは外から見やすい壁面にも描いておきましょう!
今までの3つはとにかく視認性を大切にしましょう!
ここからが重要!「人だかり」を演出しよう!
ここまでは、「人だかり」を意識しない場合にも重要です。
ここからは、「人だかり」を演出するブース設計です!
ブースに動きがある
「人だかり」ができると何故来場者は注目するのか?
それは、ブースに動きがあるからです。
静止画のように止まっているブースには、「注目」が集まりません。
でも、展示会のブースは、止まりやすい・・
何が止まっているのでしょうか?
それは、「人」です。
集客ができていないブースでは、必ず「人」の動きが止まります。
何人もの説明員が、笑顔もなく立っているあの光景です。
これ説明員を責めることはできません。
ずっと立ちっぱなしで誰とも話してなかったらそうなります。
「説明員が立ちっぱなし」を解決するブース設計とは?
解決策は2つあります!
- 展示物に動きがあるものを設置
- 体験型ブースにする
まずは、展示物そのものに動きがあるものを設置します。
大型の機械であれば、実際にその機械を動かします。
ある展示会で、大型の風車が置いてありました。
その風車は止まっていたのですが、私は、この風車を動かすだけでも「注目」されるのに、もったいないと思いました。
動きがあるだけで人は「注目」します。
でも、そんな機械持っていない・・という方もいます。
その場合は、体験型ブースをおすすめします。
体験型ブースには色々種類があります。
- ミニワークショップ型
- プレゼンテーション型
- デモンストレーション型
ブース内で何かしらの「体験」をしてもらいます。
体験型ブースのメリットは、「動き」が出やすいことです!
活気があって、盛り上がっている感がでます!
そこに「人だかり」ができれば、どんどん集客がしやすい状況ができあがります。
デメリットは、集客ができない時に逆効果になってしまうこと・・
確かにこれがデメリットですが、心配はいりません!
秘訣は呼び込みです。正しい呼び込みのやり方さえ知っていれば、集客に困ることはありません。
そして、呼び込み自体が動きのあるブースを演出してくれます。
「人だかり」ブース設計にはあと1点重要なポイントがあります。
来場者の動線が確保されている
「人だかり」ができたとき、困るポイントがあります。
それは、来場者の動線が考えられていない場合に起きます。
特に、4小間、6小間くらいの広さのブースは、なんでも入れ込んでしまうことがあります。
展示物があって、セミナー会場があって、受付があって、デモスペースがあってと・・
当日、現場に行くと、思ったよりスペースがない。
そのようなことが起こらないように、来場者の動きを予測しておきましょう!
- 来場者を引き込むポイント
- 体験ゾーンの入口
- 体験ゾーンの出口 etc
ブースは展示会開催中に直すことはできません。
来場者の動線を確保して、スムーズなオペレーションを行うことで、来場者に待たせたりするストレスを与えないようにしましょう!
以上、「人だかりを演出するブース設計」です!
ブース設計の最後は、「ブース」×「人」の力について書きます。
この2つの力が、シナジーしたとき、爆発的な集客に繋がります!
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