ブース設計の目的とは?
- 大事なことは「注目」されること
- 人だかりを演出するブース設計
- 「ブース」×「人」の力
最初に、私は、デザインの専門家ではありません。
ですから、デザイン面からの視点は、期待しないで下さい・・
但し、ブース設計は、デザイン以外にも重要な点があります。
現場の支援を行ってきた経験から、ブース設計のポイントを紹介します!
大事なことは「注目」されること
ブースの目的は何でしょうか?
おそらく、この定義によってブース設計は大きく変わると思います。
弊社は7STEPで展示会を成功に導いています。
一貫しているのは、「注目合戦」に勝つこと。
とにかく、来場者の「注目」を集めることが大事です。
来場者は何に「注目」するのでしょうか?
来場者が「注目」しやすいものは?
来場者が「注目」しやすいものランキング
- 来場者が知っている会社名
- 人だかり
- ブースの展示物/コンセプト
- コンパニオン
- ブースのキャッチコピー
※来場者の目的や嗜好性によって、ランキングは変化します。
ここで「注目」の定義を明確にします。
「注目」=「ブースに立ち寄る」ではありません。
展示会での「注目」とは「足を止める」or「歩く速度がゆっくりになる」です。
「あのブースなにやってんだろう?」と振り向いたりする程度のことです。
来場者の思考をイメージしてみましょう!
「あのブース何やっているんだろう?」
- 会社名を知ってる
- 人だかりができてる
- ブースの展示物/コンセプトにインパクトがある
↓
「どんな内容なのかな?」
- コンパニオンに聞いてみる
- ブースのキャッチコピーを見る
↓
興味があればブースの中へ
この来場者の思考のイメージを持ってください!
展示会場はたくさんのブースが並んでいます。
その中での「注目」とは、ちょっと気になって足を止める程度のことです。
しかし、このちょっとがとても大切です!
ブースに来場者が費やしてくれる時間は、多くても10秒だと思ってください。
1小間ブースなら3秒もありません。
ブースに立ち寄ってくれるなんて期待してはいけません。
10秒でその判断ができるとすれば、それは、目的がある来場者です。
それ以外の来場者は、ちょっと立ち止まるくらいなのです!
ちょっとだけ立ち止まる人をどれだけ多くできるのか?
これが、展示会成功の大原則です。
理想的なブースの条件
ブースは「注目合戦」に勝つために、絶対必要です。
そもそもブースがないと展示会になりません(笑)
では、「注目合戦」に勝つために、理想的だと考えるブースの条件とは?
- 会社名が分かりやすい
- 展示物にインパクトがある
- キャッチコピーが分かりやすい
- ブースに動きがある
- 来場者の動線が確保されている
何故この5つが条件なのか?
それは、「注目合戦」で勝利する最高の方法に関係があります。
展示会成功7STEPが提唱する最高の方法とは・・
人だかりです!
ブース設計は、人だかりができるために最適化すべきだと考えます!
ラーメン屋と同じ発想です。
行列ができるラーメン屋は流行ります。
そして、行列ができるように、店内を設計しています。
ポイントは何か?
席数と動線です。行列は人が多く来ればできるのではありません。
行列ができる仕組みがあるのです。
では、展示会で人だかりができている風に見せるにはどうしたら良いのでしょうか?
次回は、「人だかりを演出するブース設計」について書きます。
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