本番直前になって服装に悩んだら?
展示会に初めて出展される場合、もしくは初めて参加される方は服装をどうした方が良いか意外と直前で気になるのではないでしょうか?
私はお客様を支援させて頂く場合、特に指定がなければスーツで臨みますが、時々「上はTシャツで揃えますので、下は私服でお願いできませんか?」という依頼が来る場合もあります。
どんなことでもメリット・デメリットがあります。
今回はスーツで臨む場合、Tシャツ等で臨む場合、法被などの目立つ格好で臨む場合のそれぞれのメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。
ビジネスマンとしてのマナーという観点の記事ではなく、あくまで展示会を成功させるためにという観点で書いてみたいと思います。
スーツのメリット・デメリット
メリット
- 来場者と区別がしづらく、にぎわっているブースとありがたい勘違いをされやすい
- 私服と比べて信頼感があり、来場客からも変な印象を持たれない
- 選ぶ時間がかからない
デメリット
- 他のブースと変わりなく、目立たない
- 特に黒系のスーツの方々がブースの前に動きなく立っていると圧迫感があり、入りづらい印象を持つ
- 革靴やハイヒールなどでは後半になって疲れやすい
メリットは簡単に言うと無難です。出展するの側も来場者も安心感があるのではないでしょうか?
しかし、展示会で重要な注目を得られる要素にならず、逆にブースに入りづらくなる可能性があり、最大のデメリットは足が疲れます。
Tシャツ、ポロシャツ、制服などのメリット・デメリット
メリット
- 他社ブースとの差別化要因になりうる(Tシャツを揃えるなど、服装によっては注目される)
- 一体感がある
- 動きやすく、後半になっても足が止まりづらい(スニーカーOKの場合)
デメリット
- 来場者と判別つきやすいので、来場者が入ってないブースだとわかってしまう
- 下の服装を事前に指定しないと選んだ格好で問題ないかわかりづらい
- 上下がアンバランスだと、来場者からの印象が少し悪くなる
スーツの逆のイメージですね。動きやすく、足が疲れづらくなります。
法被などの目立つ服装
メリット
- 目立つので注目されやすい
- 華やかで活気があるように見える
- いつもと異なる雰囲気が出て、参加者も少しテンションが上がる場合が多い
デメリット
- 来場者が少ないと寂しさが増す
- 雰囲気でブースに入っている可能性もあり、来場者がターゲットではない可能性が高い
- ターゲット外の名刺が増えると、アフターフォローが大変になる
とにかく目立つので、注目されやすく、場合によってはブースへの集客も上がる可能性があります。
しかし、服装の注目度で来場者を増やすということはターゲットではない顧客が増えることと比例するので、その点は注意が必要です。
まとめ
いかがでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを上げてみました。
服装に関しては、どれが集客に有効かという視点も大事ですが、費用対効果も考えましょう。
わざわざ法被やポロシャツを作ってまでやる意味があるのか?という視点を持つことが大事です。
ご出展の際に服装で迷われた際にはご参考にして頂けると嬉しいです。
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