展示会は場所が重要!
展示会の学校で紹介している7STEPですが、一番よく見られているコンテンツは「ブースの位置」について。
ブース位置が重要ということは、展示会出展を経験すればする程、身に染みているのだと思います。
本日は、「ブース位置」について考察して、最後にランキングを発表したいと思います!
「集客」の方程式
ブース位置の有利不利を判断する上で、重要な指標は、「ブースの前を通る人数」です。
これは7STEPでも書いていた内容なので、本日はもう少し深堀したいと思います。
実は集客の有利・不利は「ブースの前を通る人数」だけでは判断できません。
実はもう1つ重要なファクターがあります。
それが、ブースの前を通る人の「スピード」です。
ブース位置を考えるときは、前を通る人の「数」×「スピード」で判断します。
では、何故「スピード」が重要なのでしょうか?
最高の位置だと思っていたA社の事例
A社は以前このような失敗をしたと話してくれました。
それは、入口からすぐの場所だったのに、思った程集客できなかったという話。
この手の話は結構よく聞きます。
実際に展示会を見て貰ったら分かりますが、展示会入口付近のブースは、集客に苦戦していると思います。
本来ブースの前を通る人の数で考えれば、入口付近は圧倒的に有利なはずです。
しかし、入口付近は圧倒的に不利な点があります。
それが、来場者の「スピード」です。
入口付近はとにかく人の流れが速いです。
これが、集客には不利に働きます。
理由は簡単です。「注目」されていないからです。
歩くスピードが速いということは、ブースを殆ど見ていないことになります。
来場者は殆どの情報を「視覚」で得ています。
視覚で得れる情報の時間が短いということは、集客には不利ということです。
このように、一見有利に思える位置でも実はそうでもない場合もあるのです。
では、方程式に従って、有利なブース位置ランキングを考えてみましょう!
ブース位置ランキング
1位:入口メイン通り沿いの入口から3番、4番目の位置
2位:奥のメイン通り沿いのブース
3位:中央横のメイン通り沿いの角
入口付近よりも比較的奥側の方が有利なのがPointです!
まとめ
本日は「ブース位置」について書きました。
来場者の歩くスピードが集客に関わりがあることを、ブース位置選びの参考にして頂ければ幸いです。
因みに、歩くスピードを遅くする方法としては以下の方法が有効です。
- プレゼンテーション
- 呼び込み
- コンパニオンの活用
最後に、最も良く人の足が止まるのは「人だかり」を作ることです。
ブース位置によって、最適な戦い方があります!
もし仮に入り口付近になった場合は、とにかく人だかりを作ることを目的にしてみて下さい。
そうすれば、通行量は圧倒的に多いので、良い成果に結びつくと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメントを残す