コンパニオンの能力が良く分からない・・
最近クライアント企業の方からこんな質問を受けました。
「今回の展示会で3000枚のリードを集めたいのですが、コンパニオンは何人必要でしょうか?」
展示会担当者からすると、コンパニオン1人でどの位の名刺を集めるのか、イメージが沸かないという話でした。
そこで、今回はコンパニオンの能力の基準をまとめてみます。
皆さまの展示会運営に役立てて頂ければと思います!
バーコードリーダーで何人の名刺情報を獲得できるの?
展示会の目的をリード集めと考えている企業も多いと思います。
その場合良く使われる手段が、コンパニオンがバーコードリーダーで名刺情報を集めることです。
ノベルティやアンケート、カタログをフックに名刺情報を獲得するこの手法。
コンパニオン1人でどの位の情報を集めることができるのでしょうか?
Aランク:1日500枚(3日間で1500枚)
Bランク:1日300枚(3日間で900枚)
Cランク:1日150枚(3日間で450枚)
Cランク
それぞれランクで表しましたが、最低でも1日150枚位の獲得は、ブース前に人が通っていれば可能です。
6時間稼働で考えて、1時間25枚、10分で約4枚のペースです。
これがノベルティなんかを使ってバーコードリーダーで名刺を獲得する最低ラインだと考えて下さい。
Bランク
Bランクだと、1日300名位の情報を集めます。
Pointは、とにかく動けること。
コンパニオンは、動ける方と動けない方がいます。
動けないコンパニオンとは、ただ立ち止まっているパターン。
最低でも、動けるコンパニオンであれば、1日300名位の情報を集めます。
ここで注意が必要なのは、モーターショーなどのBtoC展示会のコンパニオン経験が長い方です。
このような方は、ルックスやスタイルは素晴らしくても、そもそも展示会=動くというイメージがありません。
事前にしっかりと展示会でのオペレーションを確認する必要があります。
Aランク
最後はAランク。
Aランクの方は、人がどうすればバーコードリーダーを取られても良いと感じるのかを知っている方です。
おそらく、無意識でやっているのかもしれませんが、実はバーコードリーダーを獲得するにはコツがあります。
そのコツを得ている方であれば、1日500名の獲得が可能です。
※実際にノベルティを使わずにカタログを配布するだけでも、この位の獲得が可能です。
3000枚の名刺獲得のために、Aランクであれば3名いれば十分です。
しかしCランクであれば、最低7名のコンパニオンが必要です。
※休憩を考慮すると8名は必要になります
コンパニオンの能力によっては、倍以上のコストがかかってしまいます。
展示会でリード集めは難しくない
コンパニオンを上手く活用すれば、リード情報を集めることは難しくありません。
しかし、残念なことに、殆どの企業が、コンパニオンに教育をしていません。
コンパニオンの立場からしても、目的も分からず1日中ただ立っている仕事なんて面白くもなんともないでしょう。
因みに展示会でコンパニオンがバーコードリーダーを獲得させる手法を弊社は推奨していません。
弊社が推奨しているコンパニオンは、Aランクのさらに上をいく「Sランク」です。
一言で言えば、
貴社のターゲット顧客をブース内にアテンドする
ことが、本来のコンパニオンのあるべき姿であると考えています。
※弊社は上記の理由からコンパニオンをキャストと呼んでいます
次回は、このキャストについて、実例を通して書いていきたいと思います。
まとめ
コンパニオンは、上手く活用すれば非常に有益です。
しかし、そのコンパニオンにも能力があります。
今よりもより成果を上げるためにも、さらに、無駄なコストを削減するためにも、展示会前にコンパニオンの役割をしっかりと考えて下さい!
因みに弊社ではBtoB専用の教育付コンパニオンの派遣も行っております。
興味がございましたら、是非お問合せ下さい!
また、実際どのようなことをやっているのかを次回書きたいと思いますので、是非読んで頂ければと思います!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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