こんな展示会の未来像どう思いますか?
今回は、少し違う趣旨の記事を書きます。
いつもは、成功ノウハウ的な記事が殆どです。
展示会に関する身近な悩みを解決することを目的に書いています。
では、今のコロナ禍での悩みは何でしょうか?
それは、正解のない未来に対しての漠然とした不安感だと思います。
- 展示会はいつ位から復活するの?
- 今までみたいに集客できない(人が集まらない)のでは?
- ソーシャルディスタンスを保ったまま展示会運営できるかな?
このような疑問を抱いたとしても、明確な正解はありません。
私も同じように、漠然とした不安感の中、4月は何をして良いのか分からない日々が続いていました。
今は、今の時期だからこそできることを前向きに捉えて、行動することができるようになりました。
そのきっかけを与えて貰えた、ミラクカンパニー株式会社の鵜川さんにコーチングセッションをして頂きました。
未来の展示会像を一緒に考えてイラストにおこして貰いました。
※鵜川さんの情報は文章の最後で紹介致します。
セッションを通して考えたことをお伝えします。
今の状況を打開する気づきがあると幸いです!
今の時期、何もしないことが一番精神的に辛いと思いますので。
では、未来の展示会を考える物語をどうぞ!
目次
コロナは私たちにどんな影響を与えているのか?
今回のコロナ禍で、私たちは色んなことを考えました。
満員電車や会議、残業など、当たり前だったことが強制的に変化しました。
以下の様なことを考える時間が、自然と増えます。
- 働き方は元には戻らないのでは?
- テレワークでモチベーションの管理ってこんなに難しい
- 仕事を自分で考えて成果を出せってどうするの?今まで上司は指示してきてたのに・・
強制的に変化した今の状況を受け入れることができないと、どんどん気持ちが沈みます。
改めてこのような時期に必要なことは何でしょうか?
今必要なのは、「何故その仕事をするのか」という動機付けでは?という話題に話が盛り上がってきました。
理念やビジョンを改めて考えてみよう!という展開に話が進みました。
あなたはどんな未来を描きたいですか?
セッションの中で、SDGsについて話をしました。
2015年9月、国連は2030年のあるべき姿を提唱しました。
そして、今変えないと起こる未来も。
我々は今地球に、大きな負荷をかけています。
社会に大きな格差を生み、個人は大きな不平等を内包しています。
このような大きな課題を、1つの企業だけで解決するのは大変です。
今後も、各企業は良い競争をして、切磋琢磨しながら成長し、顧客に価値を与えていくでしょう。
一方、競争ではなく共創という概念も必要になります。
各企業が協力し合って、大きな課題を解決する枠組み。
あらゆるビジネスの境界線はなくなり、理念やビジョンの元、有機的に繋がる新しいエコシステムへの動きも加速しています。
こんな話をしている時、ふと私が支援をしている展示会業界の未来像が思い浮かびました。
コロナの影響で盛んになっているオンライン展示会がヒントを与えてくれました。
全く新しい形のオンライン展示会
オンライン展示会、バーチャル展示会というと、リアルでやっていたものをそのままオンラインにしただけじゃないの?というイメージがあると思います。
私もそう思っていたのですが、成功事例をヒアリングすると、従来の展示会とは違いがあることに気づきました。
成功事例はこちらの記事を参照ください↓
オンライン展示会と従来の展示会の違い
従来の展示会は、主催者が集客をアウトソーシングするというビジネスモデルです。
参加企業はもちろん有料ですし、費用対効果も出さなければいけません。
競合同士で顧客を奪い合っているイメージです。
逆にオンライン展示会は、目的が理念やビジョンの実現です。
シンプルに言えば、今困っている人がいるんだからみんなで何か良いことしよう!という感じです。
参加企業は、面白いことできたら良いとか、みんなでやると楽しそうという感情でやっています。
その成果は事例を読んで頂いた方が早いですし、臨場感があります。
そちらを参考にして下さい。
私は、従来の展示会を否定する訳ではありません。
売上拡大のために、展示会は必要です。(特に中小企業)
しかし、戦い方に新しい形が生まれるのではないか?というのが、アフターコロナの展示会です。
従来の展示会とオンライン展示会のハイブリッド型展示会が、弊社が実現したい未来像です。
アフターコロナのハイブリッド型展示会
アフターコロナの展示ブースは、企業名ではなく、理念やビジョンを掲げています。
ブース内には、理念やビジョンに共感する参加企業が数社集まっています。
そこでは、ディスカッション、ワークショップ、プレゼン、体験会など様々なことが行われています。
すべてはオンラインで繋がっており、展示会現場に行かなくても直接オンラインで参加ができます。
3日間の展示会でディスカッションされたテーマは、すぐにコンテンツとなり、参加者に届きます。
リアル展示会後には、オンラインによるコミュニティ運営も行われます。
テーマに対して関わりたい方は、継続的に関わることが可能です。
アフターコロナの展示会はこんなブースが登場しても面白いのではと考えました。
イメージができると行動に繋がる
展示会は、コロナを機に、来場者に対して本当に価値があるものになれば良いというのが、私の想いです。
展示会の価値や意義は本当に何だろう?という問いを皆さまと一緒に考えたいです。
アフターコロナの展示会には、1つの大きな課題があります。
展示会が開催されても、今までと同じように来場者が集まらない
この不安感は、出展企業の数を減らし、その影響で更なる来場者数減をもたらします。
従来の展示会は危機を迎えていると言っても過言ではありません。
本当に価値が無いのであれば、無くなっても良いのかもしれません。
しかし、そうは思えないです。
展示会コンサルをやりだして3年以上経ちましたが、展示会はすごいなあと感じる所があります。
それは、他の施策に比べて、どの出展企業でも勝てる可能性があることです。
やり方次第で、成果が大きく変わるのが展示会なのです。
お金をたくさん投入すれば勝てるゲームではありません。(有利にはなりますが)
今は、展示会がもっと価値を高めるために行動すべきことがたくさんあると感じています。
オンライン展示会を取材させて頂いたり、積極的に裏方としてウェビナーに参加したり。
展示会の学校で、情報発信をしているのもその1つです。
最後に、鵜川さんが私とのセッションで殴り書きした生々しいイラストを紹介します。
私がインスピレーションを得たように、皆さまにもアフターコロナのマーケティングについて考えるきっかけになれば嬉しく思います。
ミラクカンパニー株式会社の紹介
ミラクカンパニー株式会社
【TOPIC】
「turningpoint2020→2035」という書籍を発刊されています。
「この本は2035年の未来から来た原稿です。この15年で世界は大きく変わりました。2020年はその転換となった年でした。2035年にはどんな世界が現れているのでしょうか?あなたはどんな世界であってほしいでしょうか?ぜひこの本とともに考えててみたり、仲間や友人、家族とともに対話してみたりしながら、望ましい未来をどうつくっていくのか?を考えそして動くきっかけにしてもらえたらと思っています。」
まとめ
今回は少し主旨を変えて記事を書きました。
コロナ禍では、状況の変化がめちゃくちゃ早いので、今思っていることが1週間後には変わっているかもしれません。
だれも予測ができないのだから当然のことです。
だからこそ、行動を止めず、積極的に情報を発信させて頂いております。
この記事が、行動のきっかけになれば大変嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
因みに宣伝じゃなくて、鵜川さん凄いおすすめです(笑)
こんな面白いコーチングなかなか無いと思います!