コロナ禍の展示会の感染症対策【nano tech 2022レポート】

nano tech

現在主催者や出展社が行っている感染症対策をレポートします

 

今年に入り、コロナウィルスの感染者が再び急増しています。

そのような状況下で、展示会に行きたくても状況がわからず、感染が怖くて行けないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は本日1月26日より開催しているnano tech 2022(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)で会場内がどのような状況なのか。

また、どのような対策をしているかなどをレポートします。

 

併設されていた展示会は、

  • MEMS SENSING & NETWORK SYSTEM 2022
  • tct JAPAN
  • ASTEC 2022(第17回先端表面技術展・会議)
  • SURTECH 2022(表面技術要素展)
  • ENEX 2022(第46回地球環境とエネルギーの調和展)
  • DER Microgrid 2022
  • RENEWABLE ENERGY 2022(第16回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム)
  • Convertech JAPAN 2022
  • 新機能技術展 2022
  • J Flex 2022
  • 3DECO TECH 2022
  • Inter Aqua 2022(農業向け水処理ソリューション)

 

コロナ禍のために展示会に行くか迷われている方、どのような状況で開催されているか知りたい方は参考にしていただければ幸いです。

 

展示会場の雰囲気は?

 

14時頃のメイン通りを撮影しました。

もちろんこのような状況なので、人通りは予想通りでした。

 

出展社の方にお伺いしたところ、「もちろんブース内の商談は多くはないが、このような状況でいらっしゃる方は関心度はかなり高い」といったご意見もありました。

来場者から見れば、普段込み合っているブースでも、ゆっくり情報交換ができる機会と捉えることができるかもしれません。

 

安全面を考えても、ブース内では密状態になっているケースはほとんどなく、安心して商談をされているイメージを持ちました。

 

感染症対策は?

 

 

もちろんマスクは着用必須の上、会場入り口でのアルコールの設置、体温測定などの基本的な感染症を行っています。

それに加え、今回は主催者として新たな取り組みも行っています。

 

群衆マネジメント実証実験

 

 

こちらは展示会場の1つ上の階に設置されています。

イベント全体の中でどのホールのどの辺りが混雑しているかがわかります。

私は見落としてしまったので、複数台設置され、目につく場所にあると更に良いと思いました。

 

 

床面投射プログラム

 

 

こちらはホール入口を入ってすぐのところにあり、ホール内のどこが混雑しているかがわかります。

但し、すぐ横にフロアガイドなどの資料があり、見落とす可能性もあります(笑)

写真では鮮明に写りますが、ライトの具合などで少し見えづらい場合もあると思います。

 

こちらも認知されていけば、混んでいるので他のホールから回るというような使い方もできるかと思いました。

 

出展社ブースの状況

 

全体的にブースでは密を避け、適正な人員が配置されていたように思います。

商談席にはパーテーションを立てたり、商談中には手袋をする、資料をペーパレス化するなどの配慮をされているブースもあります。

既にコロナ禍の展示会に慣れている出展社も多く、運営に慣れているといった印象を持ちました。

 

今回は、出展を見合わせる企業もある程度あると思っていたのですが、私の予想よりも多くの企業が参加されていました。

これは、リアルの場でお客様と直接つながりを持ち、有益な情報交換をしたいという意図が感じられました。

 

まとめ

 

今回はnono tech 2022を取材させて頂きました。

この時期のリアル展示会開催は、主催者・出展社ともに、色々な思いがあったと思います。

その中で、主催者も出展社も安全面を最大限配慮しながら運営されていました。

 

密状態も避けられるので、ゆっくりと得たい情報を得られると思います。

もし行かれる方は、感染症対策をしっかり行った上で参加されてください。

 

nano tech 2022の情報はこちら

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。